飼猫・野良猫中央研究所

主に猫のこととスタートアップ・新規事業のこと。

“ものづくり”はじめます

最近、会社の友人たちと“ものづくり”をはじめました。

メンバーは私も含め、これまで“ものづくり”とはまったく無縁な生活を送ってきた5名(くらい)。プロジェクト名は、まだ仮称ですが「ものづくりやってみようプロジェクト」、通称「MONO-P(ものぴー)」と呼んでます。

一昨年の2012年には、クリス・アンダーソンの『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』が流行りましたが、私もこれを読んで「これからは個人が”ものづくり”を担う時代が来るぜ!!」と、胸が熱くなったのを覚えています。その少し前からは、KickStarterのようなクラウドファンディングも盛り上がってきていて、「アメリカの誰々がこんな面白い商品を開発して、Kickstarterでウン百万の資金調達に成功」みたいな話も聞こえてきてたので、近いうちに日本でも同じことが起こるんだろうとワクワクしたものでした。

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる

 

 ですが、それから待てど暮らせど、日本には「個人のものづくりの時代」はやって来ません。「こんな画期的な3Dプリンタが開発された!」といったニュースはたくさん入ってくるのに、「それを用いて個人がこんなすごいものを作った!」というニュースは入ってこない。

なんでだろうか。日本とアメリカでは背景が違うし、同じようにはいかないのは当然として、もうちょっとなんとかならんもんだろうか。

よし、それじゃあ、まずは一度自分で“ものづくり”をやってみよう。そうすれば、なんで日本に「個人のものづくりの時代」がなかなか来ないのかもわかるはず。そのような経緯と動機で、素人ながらに”ものづくり”をはじめることにした次第です。