飼猫・野良猫中央研究所

主に猫のこととスタートアップ・新規事業のこと。

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。

昨年は本ブログをごひいきにして頂き、ありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。 

わが家の今年の年賀状は、下のようなデザインでした。もちろんゴマ氏とシンスケ氏がモチーフであります。

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近所の野良三毛猫

このところ、家の近所の野良猫がずいぶん減ったような気がする。以前は庭でも日に3~4匹の猫は見かけたものだけれど、最近は1匹見るかみないかというところ。猫のたまり場になっていた近所の公園も閑散としている。

野良猫を不妊・去勢手術して元の場所に戻す、いわゆる「地域猫活動」をしている人が増えている結果なのか。私は地域猫活動の是非についてまだ判断を保留している身だけれど、近所から野良猫が全くいなくなることに関してはやっぱり寂しいと感じてしまう。

そんな中、近くの古ぼけたマンションの屋上に良い感じの野良猫がいらっしゃったので撮影してみた。柿の木と汚れた壁、錆びたフェンス、そして三毛猫。なんだか昭和っぽい。美しい。

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私の目には、彼はとてもくつろいでいて、生を謳歌しているように映る。でも、ほかのある人にとっては、彼は寒空の下、孤独で空腹に耐える不幸な猫に映るのだろうか。

結局、猫自身が自らの境遇をどう思っているかは人間にはわからない。野良猫である彼らが不幸なのか幸せなのか、本当のところは私たちにはどうやってもわかりようがない。

地域猫活動をしている人は、基本的に彼ら(野良猫たち)を不幸だと考えていて、だからこそ、「不幸な猫をこれ以上増やさないため」に、野良猫の不妊・去勢手術に取り組む。

一方で私は、彼ら(野良猫たち)を不幸だとはどうしても言い切れない。もっと言うと、野良猫が不幸なのか幸せなのかは人間が判断できない類の問題だと思っていて、「野良猫は不幸だ」という前提のもとに行われる諸々の活動に違和感をもってしまう。

大雑把に言うとそんなところだろうか。もちろん例外はたくさんあるので、そのあたりはまた改めて整理したいけど。

スターウォーズを見た

いきなり猫とは全然関係ないけど、お正月にスターウォーズ エピソード7を見た。私はこれまでスターウォーズにあまり関心がない部類の人間だったけれど、今作を見てけっこう好きになった。

エピソード7単体としても面白かったし、今さらだけど、スターウォーズに出てくる機械とか乗り物ってかっちょいいな、と関心したり。これは最近、ロボットとか金属加工に関わることが多くなっているからだろうか。とにかく、BB-8(劇中に出てくるアンドロイド。)のデザインと動きがサイコーですよ。

そしてこのBB-8、オモチャではあるけれど、かなり精巧なものがすでに商品化されています。

http://www.sphero.jp/starwars/

ソフトバンクのペッパーとかいう極めてイケてないロボットとは違うぜ。ペッパーはどれだけ高機能でも家に置いておきたくはないが、BB-8なら特に役に立たなくても一緒に生活したい。近い将来、一家に一台ロボットがいる時代になったとしても、日本の大企業が作ったロボットがスタンダードになることはないんじゃないだろうか。

上で挙げたBB-8のオモチャは、spheroという米国のロボット玩具ベンチャーの製品で、この企業は映画で使用したBB-8の実物の開発段階から関わっていたという。素晴らしいプロダクトが大企業ではなくてベンチャーから生まれるというのはそれだけで本当に希望が持てる話だし、日本にもイカしたロボットベンチャーはたくさんあるので、将来がとても楽しみ。

あと、映画の感想としては、「レイ可愛い」ということと、「フィンはファーストオーダーの中に一緒に育った同僚がたくさんいるのに、あんなにあっさり星ごと爆発させるようなことしてしまってよいのだろうか。」とか、「レイヤは若い頃より今のほうが美しいな」とか、そのあたりのことを思っていた。もう1度くらい見に行きたいな。