ウミネコ(気仙沼つばきマラソン)
4月19日 初めて気仙沼に行く。同僚と気仙沼つばきマラソンに参加。会場(大島)に行くためのフェリーでエビ煎餅を撒くと海鳥が集まってくる。
カモメかと思いきや、地元の人曰く、ウミネコであるとのこと。鳴き声が猫に似て「ミャアミャア」聞こえるところからこの名がついたとのことだが、自分には「カァカァ」とも聞こえる。
前日夜は、地元の人に案内してもらい様々な飲み屋を訪れるがどれも良いところであった。なかでも「ホルモン道場」と「居酒屋ピンポン」は素晴らしい。
気仙沼のホルモンは、生の豚モツをニンニク味噌に漬け込んで焼き、ウスターソースをかけた千切りキャベツと一緒に食すという独特のスタイルで、生モツなので煙の量がものすごい。被災して仮店舗での営業のため、換気力も十分でなく、2メートル先が霞むほど。
ピンポンは、地元に愛される活気ある居酒屋。ホルモン道場でも感じたことだが、気仙沼の飲み屋は、これまで訪れたどこの土地の飲み屋にも似ていない。
ちょっとしっくりこないが、「復興中のエネルギーが渦巻いている」という表現が近いか。これまで訪れた地方の居酒屋は、何かしらの「あきらめ」のようなものがあったと思う。これもまた表現が難しいが。
(ウミネコは形と羽根は美しいが、よくよく見ると目が怖い)